どうも。TGです。
PSVRの出現で、より一般向けになった印象のあるVR。
もともとは他のメーカーも用意していましたが、やっぱりソニーの影響力は強いもので、PSVRの発売に伴い同時多発的にVRの世界にのめり込む人が増えたのも事実でしょう。
そして、もう一つ副作用的なものが流行ってしまうことは明白な事実でしょう。
それは何か?そう、「VR酔い」ですね。
仮想空間の世界はプレイヤー以上に激しい動きをしているので、脳みそが酔ってしまうのですが、何かいい対策はないものでしょうか?
では、調べて行ってみましょう。
スポンサーリンク
そもそもVR酔いの仕組みは?
まずはここですよね。
仮想空間に没入するがあまり、気づけば頭はフラフラ。
吐き気MAXな状態で現実世界に引き戻されれば楽しいゲームが台無しってもんです。
ならばVRをやめれば良いじゃない、なんて言ってしまいそうですが、それではVRを買った意味がありません。マリーアントワネットもVRの代案を思いつかないのと一緒なんです。
一つの原因としては、
「自分自身が動いていないのにゲーム画面はガンガン動き回っている」
というのがあるでしょう。
人間の体は精密にできているもので
視覚が活発に動いていながら
体が動かないような状態にあると
「ベクション」という現象が起こるそう。
これはVRに限らず、コールオブデューティーなどのFPSでも良くみられる現象です。
こちらはFPS酔い、
3D酔いなんて呼び方がありますが、
基本的には同じ「ベクション」により起きる症状のようです。
つまり自分もゲームキャラのように
ガンガン動かなければ
VR酔いを起こしてしまうということになります。
アクション物のゲームでVRの動きを完コピしたら、間違いなく家の中でケガするでしょう。
すくなくとも空港の滑走路ぐらいの空間は必要です。(というかスタミナが切れますね)
VR酔いを軽減出来る対処法は?
では、具体的にVR酔いを防ぐ方法をいくつか紹介していこうと思います。
「まばたき」を意図的にする
VR酔いをする大きな原因としては、
先程のように「急激な視点移動」
が原因になることが挙げられます。
そんな場合は、まばたきを意図的にするといいですね。
たとえばVRの世界では、ゲーム上で左右に首を振って周囲の状況を確認する事があると思います。
ここで、瞬きのテクニックを使います。
左右を見るときには、
意図的に瞬きをすることにより
画面が「ヒュン!」と一瞬で切り替わる場面での
酔いを防ぎやすくなります。
スポンサーリンク
瞬間のあのヌルッとした動きをキャンセルするということですね。
ということは、グラフィックのフレームレートを意図的に下げる方法ももしかしたら効果があるかもしれません。
定点ポイントをつくる
これもオススメですね。
画面の中をキョロキョロするのではなく、
特に視点を動かす用がなければ
視点をど真ん中のニュートラル状態にする
という方法ですね。
決まった位置で観測することにより、余分な視点移動によって「ベクション」を軽減する効果があるようです。
定点ポイントを作るパッチはVRによっては配布されているようなので、使っている機種によって提供されているパッチを当ててみるのもいいでしょう。
たとえば、こんな感じで
ゲーム画面上に動かない点を作ることで
かなり軽減される可能性が高いようです。
VRユニットの中に物を置く
これは超アナログな方法ですが、効果を感じた方も多くすぐに実践できそうです。
VRユニットの内側(つまり覗き込む内部)に棒などの固定物を置き、VRの空間だけを観ないようにする方法です。
これは意外と効果がありそうですね。
ただ、PSVRの場合だと
棒を置く所がない構造なので
ちょっと難しいです。
OCULUS LIFTなどは中に物がおけるスペースがあるので、ためしに置いてみるのも良さそうです。
当たり前ですが、プレイ中に目に入ってしまわないように固定はしっかりしておく必要があります。
画面に色付きのマスキングテープなどを貼る
これも定点ポイントを意図的に作る方法ですね。
FPS酔いの対策として
画面に貼ったことが筆者はありますが、
もしかしたら効果があるかもしれません。
マスキングテープであればレンズも汚れませんし、何より簡単にできるのがいいですよね。
しかし、VRの場合は画面が近いためにテープを貼っても目のピントが定まらなかったり、プレイの支障になるかもしれません。
[ad#co-2]
乗り物酔いの酔い止めは効果あり?
酔う、ということはつまり
乗り物酔いも解決策として有効?
と思う方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、酔い止めも効果があるみたいですね(!)
酔い止めには乗り物酔いの原因である
三半規管の働きをにぶらせることにより
酔いを軽減する、という仕組みになっています。
ただ、もちろん薬の副作用がありますし
毎回のように酔い止めを常備しておくのも
なんだかもったいない話です。
根本的には解決できないと思いますし、ずっと医薬品を飲むのも好ましくないと思うので、「ここぞ!」という時意外の服用はやめておきましょうね。
まとめ
それではVRの酔い止めと原因を断つ簡単な方法を紹介しました。
リアリティの中で楽しむゲームだと思いますので、VR酔いが少しでも減ればいいですね!
もっとも簡単な対処法はゲームをプレイしないことですが、それよりも大切なのは「楽しみながら酔わないこと」。
最新技術を人間の生理現象と上手く付き合いながら楽しんでいきましょう。
スポンサーリンク