替え歌ってむかしからありますけれど、彼のレベルまで昇華できている方ってそうそういないのかもしれません。
なんの話かって?井上涼さんです。
NHKの教育では「びじゅチューン」という番組があるわけなのですが、ご覧になったことあります?
これは世界の偉人が登場する替え歌の番組なんですが、完成度が非常に高いんです!
アニメで偉人が登場するんですが独特のキャラ感になっていて…。一体誰がフェルメールの真珠の女性が”くのいち
”だと思ったでしょうか。
そんな井上涼さん、調べて見ると何やら星野源さんとも関係があるみたい…。
ということで今回は井上涼さんの基本的なプロフィールや大学での経歴、星野源さんとの関係などをチェックしてみたいと思います!
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井上涼(びじゅチューン)の大学や経歴・プロフィールをチェック!
お名前、本名: 井上涼(いのうえりょう)
生年月日: 1983年6月10日(33歳)
ご職業: 音楽家、動画製作
出身地: 兵庫県小野市
打ち合わせで伺った小学館のオフィスにぬりえのキャンバスが飾られていました〜。反り返ったドラちゃんのボスっぽさヤバイ pic.twitter.com/IcteZVl0dW
— 井上涼 INOUE Ryo (@kitsutsukijanai) February 3, 2017
なるほど…兵庫県出身なんですね。
ちょっとピコ太郎ににてません?
兵庫県というと近代美術の作品や絵画などの文化が強くあるイメージ(神戸とかは特に)ですが、もしかしたら井上涼さんも美術の風土に囲まれて完成が育っていったのかもです。
ちなみに出身大学は「金沢美術工芸大学デザイン学科視覚デザイン専攻」という所。
キャッチコピーは「日本一小さい美術大学」だそうです。
1955年に開校してから、世に著名人を多く放つ大学としても知られているそう。
やはり美術系の大学の出身だったんですね!
こういう作品を見ると、有名ドコロの大学へ通う…というよりかは、アイデアや本人の才能が必要になる感じはありますよね。笑
経歴としては…。
大学では卒業制作作品の「赤ずきんと健康」という作品が入選したり、2011年に開催されたトロントジャパニーズフォーとフィルム・フェスティバルでも映画最賞という賞を受賞されています。
基本の作品は短編映画みたいですね。短編映画のプロ。それが井上涼さんなんです。
さらにその後は現在NHKで絶賛放送中の「びじゅチューン」以前にも、「小人ピザ」「YADOKARI」などの短編映像作品を発表しています。
最近では自分が主催する「マチルダ先輩と忍者合唱団」という個展を開くまでになり、まさに美術の才能ここに極まれり!という感じではないかと思います。もはや短編映画のために生まれてきた感がありますね。
でも、私気になりました。
それは「なぜここまで才能に恵まれたのか?」ということ。
これはおそらくですが、ご家族の影響が強かったのではないのかと。
というのも、もともと芸術肌の家族構成だったようで、父親は彫刻家の井上直さん、母親はピアノの先生という感じ。
そりゃ、音楽と芸術の血が受け継がれるわけですよね。
逆にここからメジャーリーガー誕生!ってなったら誰しも「ファッ!?」ってなるはずですから。
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びじゅチューンの作品が面白い!
ここまでの話だと、ちょっと「芸人のパーマ大佐に似てんな~」って思うかもですが、ここからが本領発揮ですよ!
そんな彼が作曲から作画、編集、歌などすべてをこなしている、才能の結晶のような作品がまさに「びじゅチューン」なわけですね。
このびじゅチューンには独特の世界観があって、オリジナル性がハンパないです。
これは造語のようで、
「美術」×「編曲(tune)」
といったコンセプトのもと、色々な過去の美術作品をもとに、自主制作のアニメーションに、過去の偉人におもしろおかしくキャラを付けて自分で歌を入れているんです。
個人的な感想ですが、井上涼さんの作品は結論から言うと、
「水曜日のカンパネラにゆるさをプラスした感じ」
でした。(そしてツイッターでは相互フォローされていました笑)
これはこれで味があるし、子供でも安心(?)して真似できるというか、ラップではないのでお子さんが入っていきやすいのもありますね。
あと、一応事実にもとづいて歌詞を作っているので、微妙に勉強になります。微妙にね。
こんなアイデアどっから降ってくるんや!と思いましたが、もとは井上涼さん自身の甥っ子さんたちが歌っていた音楽の替え歌からやってきたそうなんです。
つまり子供のインスピレーションを作品としてブラッシュアップしたのが「びじゅチューン」なわけですね。そりゃ、子供ならではの想像力とオトナのクオリティがうまく合わさってるってもんです。
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ちなみに今までに発表された曲として代表的なものを紹介すると、
- ムンクの叫びラーメン
- 真珠の耳飾りのくノ一
- お局のモナリザさん
- ツタンカーmail
- ベーカリー空也
- 武蔵の遅刻理由
- 委員長はビーナス
- 洛中洛外シスターズ
などなど。
一度は教科書でみたことのある顔ぶれだと思います。
あと40分くらいしたらEテレ「びじゅチューン!」の放送です。今日は「ベーカリー空也」。
日曜夕方5時55分〜6時放送! pic.twitter.com/am9ycIpCT0— 井上涼 INOUE Ryo (@kitsutsukijanai) February 12, 2017
一度見てみたら歌詞が頭から離れないこと間違いないので、ぜひ聞いてみてください。
ちなみに筆者のオススメは「真珠の耳飾りのくノ一」です。まさか真珠が爆弾で、あの女性が怪盗だったとはしりませんでした…。笑
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星野源との関係は?
彼のことを検索していると、星野源さんとの関係がなにかありそうな感じになるんですよね。
「なんだ?」と思って結構気になっていたのですが、ご存知ですか?
って知らないですよね。
これを改めて調べてみたわけですが、意味としては
「星野源さんのことを井上涼さんはリスペクトしている」
といった感じでした。
音楽の作曲やアニメーション作品の作画まで手がけていた井上涼さんは「大変だな~」と時に思うこともあったみたいなんですが、星野源さんの「恋」のPVを見て「そうだ!音楽って楽しいんだった!」という前向きな気持ちになれたといいます。
アーティスト冥利につきるとはこのことですね。
星野源さんとお仕事で関係があるとか、そういうわけではないみたいですが、二人は音楽の仕事をしているアーティスト同士です。
井上涼さんが星野源さんのことをリスペクトした作品を独自に発表したりして…って思うのですが、ないですかね?笑
あと、個人的な感想としては
井上涼さんの顔と星野源さんの顔
チョット似ています!
結婚式のビデオも話題に!依頼はできる
彼のも一つの顔は何を隠そう、「結婚式のムービー制作代行」なんです。
結婚式の余興とかでつくるアノDVDですね。
場合によっては結構自己満足な作品になって「ふ~ん…で?」みたいになってしまうアレです。マンネリなスライドショーばかりな時もあるアレですね。
あの結婚式のビデオを井上涼さんは製作されるらしく、アニメのタッチや曲風もすべて「びじゅチューン」を踏襲したかのような独特な仕上がりになるとのこと。
なるほどこれなら知り合いの、新婦さんに誘われた知り合いなんて1人もいない結婚式でも楽しめるってもんです。
結構やってもらいたい、なんて思ったりしません?可能性はゼロではありませんよ。
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それに、2013年には結婚式のPVで「ハヤシフサイ」という作品が賞にノミネートされたこともあり、その実力や出来栄えは折り紙付きといっても間違いなさそうです。
参考動画: https://www.youtube.com/watch?v=ruRtbTGiFtA
ってか、結婚式のPVでアニメ作るって並大抵のスキルでは出来ませんからね…。
で!!!
この結婚式のムービーを「作ってもらいたいな」とか、「製作依頼するといくらかかるんだろう?」みたいに思われることがあったと思うのですが、それはできないみたいです。
これらの作品はすべて井上涼さんの友人であることが条件だそうですよ。
理由としては、
- 依頼者のライフスタイルを作品にするから
- 依頼者の性格を知っていて、配偶者の方も知らないと作れないから
- イジりにくいから(笑)
といったことがあるからなんだとか。
なるほど。縁もゆかりも無い人から取材をしてイチから作り上げるのはたしかに時間もかかりますし、まず仕事にならなさそうですね。
製作には平気で1ヶ月もかかるそうなので、
若干割に合わないところもありそうですね~。
まあ、これなら友人限定なのもうなづけます。
もしも本当に結婚式のPVを製作してもらいたいと思ったのなら、何らかの手段で井上涼さんと深い付き合いになる必要がありそうです。
まとめ
井上涼さんについての紹介でした。
まだ売れ始めたばかりというか、私もNHKの番組をみていたらたまたま作品に巡りあったわけなのですが、世界観がとにかく面白い!の一言につきます。
そのうちパーマ大佐やピコ太郎を超え、第二の星野源になるのかな?なんて期待を抱いてしまっていますけれど、どんな感じで売れていくのか気になりますよね。
というかもっと売れて欲しいです。
偉人の作品を学びながらアニメも見れる、勉強にもなって一石三鳥はカタいです。
ぜひ一度、作品をご覧になってみてくださいねー!
ほいじゃまた!
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