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花粉症を薬で治そうという場合ですが、あなたなら処方せんと市販薬のどちらを選びますか?

これは一般の方にしてみれば、かなり判断が難しそうなところではないでしょうか。医師の処方せんであれば信用が高そうにも思えますし、効き目もあって副作用も少なさそう。

一方、市販薬はどうかといえばもちろんしっかりした製薬会社が作っているにせよ、「市販薬は高い上に効かない」といったことも目にします。市販薬は当然保険適用外なので価格も高い上に、通常の製品であれば自覚症状だけで選ぶ事が多いですよね。

こう見比べてみれば、どちらかというなら医師の処方せんの方が安心できる気がしますが、果たしてどうなのでしょうか?

今回は花粉症対策として、処方せんと市販薬のどちらが価格や効き目や副作用でメリットがあるのかについてまとめてみました。すると、意外なことが分かってきたのです!

※この記事は市販薬をけなすために執筆されているわけではなく、一通りの検証結果について述べたものになります。この点は何卒ご理解ください。

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花粉症薬は価格的に考えると処方せんの方が安いが・・・。

処方せんの薬の場合、料金は10円を1点として計算することになります。

基本的に処方せんの価格の内訳は、調剤技術料と薬学管理料と薬剤料と特定保険医療材料料です。調剤技術料は調剤基本料と調剤料などから構成されています。

薬学管理料の計算に関しましては、おおむね41点となるケースが多いのだとか。薬剤料はその薬次第となっておりますから、薬の価格を点数に直していきながら計算していきます。

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そして、処方箋の価格を決めるもう一つの要素、特定保険医療材料料なのですが、花粉症に関する薬であればこれに該当することはないといいますから、これは考慮しないでいいかもしれません。

しかしこのように勘定を並べていきますと、結構かかりそうなものなのですね。 まさか普段調剤薬局にお世話になっているとはいえ、ここまで細かく計算されていたというのはビックリさせられた方もいらっしゃるのでは。

市販薬の方が安くて効果もある?

ここまで調べた結果だと、価格の面だけを見れば市販薬の方が処方せんの薬よりも良いように感じますよね。

ただ、価格だけが判断材料にはなりませんし、花粉症薬は効果があってこそのもの。市販薬の方も検証していきましょう。

結論から言わせていただきますと、意外なことに花粉症用の薬の場合、市販薬は処方せんの薬よりも良くなかったのです。

記事の前半でも触れていたように、なんだか処方せんの薬の方が費用がかさみそうにも思えますよね?それでは市販薬と処方せんの薬の場合、両者の費用についてはどれくらいの差が出ているのでしょうか?

なんと調べてみたところ、2倍というかなりの差であることが分かりました。 市販薬の方が処方せんの薬よりも単純に2倍費用がかかるということになります。なんとなく市販薬の方が手軽そうと考えていた方にはおどろきかもしれませんね。

ただし、処方せんの場合は診察もあるので薬代以外の費用がかかってくるのも事実。

診察代が高ければ一概に「処方せんの花粉症薬のほうが安い!」なんてことは言えないのです。

処方せんと市販薬の効き目と副作用の違い

むろん価格だけで判断することはできませんから、市販薬と処方箋の効き目や副作用についても調べてみました。

はたしてどちらの方が良いのでしょうか? これに関しても市販薬よりも処方せんの薬の方が良いという結果が分かりました。効果もあるし副作用も少ないということだったのですね。

処方せんの薬の方が持続効果が長く、服用しないといけない回数も少ないのです。

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なぜこのようなことが言えるのかといいますと、市販薬というのは以前は医療用医薬品として用いられてきた成分を変更したものだったからです。

つまり処方せんの場合は花粉症の症状に特化した成分のみが配合されている、いわばオーダーメイドのものであり、市販薬は異なる症状に対し似た効果をもたらす成分を組み合わせて作っている、ということが分かりました。

市販薬は処方せんの薬とは違って特定の病気用のものではなく、複数の病気用の成分が含まれていたりするのです。

花粉症の薬であれば、市販薬の場合は花粉症用の成分だけで構成されているわけではないということになりますね。

まとめ

おそらくこの記事を読まれた方は、製薬業界の方でもない限りの話になりますが、かなりびっくりされたことでしょう。

私自身も何か症状に悩まされた場合には、病院へ行って調剤もしていただきますし、逆に店舗の薬品コーナーで市販薬のお世話になることもしばしばですから。

一概に市販薬がまったく頼りにならないなどとはもちろん言いません。市販薬には市販薬なりにしっかりした成分が含まれてもいるのですから。

最近では第一類医薬品など、薬剤師の指示によって処方される花粉症薬なども出てきていますしね。 市販薬は処方せんの薬よりも、花粉症の薬なら花粉症用の成分だけではありません、というだけです。

価格の方も処方せんの薬が安いといっても、病院の医療費まで考えれば市販薬がお手軽でしょう。

ですので、自分の求める用途に合わせて使い分ければ、何ら問題はないものと思われます。

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