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最初は快適に動いていたパソコンも、しばらく使ううちに「何だか動作が重い……」となることはありませんか?ひとつ起動するだけでやたらと時間がかかって、イライラと待つ時間が増えてしまったり……。

パソコンが重くなる原因は色々あり、ごく一時的なものから何らかの原因が潜んでいる可能性もあります。

古いパソコンは物理的な故障やOSの限界などの可能性もありますね。もちろんその場合Windows上で出来る対策には限界があるので、買い替える、もしくは仕方ないと割り切ることも必要かもしれません。

とはいえ毎日起動を待つのは疲れますし、出来れば少しでも改善したいところですよね。

ここではパソコンの動作が重くなる様々な原因、そして改善方法をご紹介します。少しでも快適な環境にするため、ぜひ参考にしてください。

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パソコンの動作が重い原因と改善方法

パソコンの動作が重い原因は様々なものがありますが、大きく分けるとこのようになっています。改善方法もそれぞれ変わりますので、当てはまる原因を探して改善方法を試してみてください。

原因その1.パソコンのスペックが低く、OSや使用ソフトの推奨スペックを満たしていない

古いパソコンを使い続けている場合、パソコンのスペックが低くOSなどの推奨スペックを満たしていない可能性があります。

また、スペックを確認していてもメモリやハードディスクが一部破損し、満足なスペックを保てていない可能性があります。

改善方法

パソコン上でソフトや機能を使う際に必要とされるパソコンの能力を「動作環境」といいます。

この「動作環境」を満たせていないと満足にパソコンでソフトを動かすことができないので注意しましょう。

現在のパソコンのスペックを確認し、OSや使用ソフトの動作環境を満たしているかの確認が必要になります。ソフトによっては軽量モードにできるものもありますので合わせてご確認ください。

あまりにスペックが低いパソコンをご使用の場合、新しいソフトを入れるときにも必要スペックを満たさないことがあります。

新しいWebサービスを使用したりするときにも、ブラウザも新しいものに更新する必要がありますがブラウザの動作環境を満たせていないことがあります。

パソコンのスペックは毎年新しいものが出てきて常に進化していますので、購入から5年ぐらいたった時に一度買い替えの目安を迎えたと考えたほうが良いと思われます。

原因その2.常駐プログラムが多い

パソコン上でパソコン起動中に常にうごいているソフトを「常駐プログラム」といいます。

セキュリティソフトをはじめ、スカイプやハングアウトなど様々なプログラムが常駐していると、もちろんパソコンもそれら全てを動かし続けなければならないので動作は重くなります。

セキュリティソフトを停止してしまうと当然危険はありますが、ソフトの種類によっては必要なときに起動させればいいものも存在します。

起動しておく必要のある常駐プログラムは残しておいて、普段使用しない常駐プログラムは停止しておくなどの処置をするといいですね。

改善方法

セキュリティソフトは切るわけにはいきませんが、今使わないソフトやツールは終了させておきましょう。

常駐プログラムは使用しているOSで見た目は異なりますが、基本的にWindowsではタスクバー右下の矢印をクリックすれば確認することができます。

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また、どのソフトがパソコンを重くしているのかを「タスクマネージャー」というものを使って調べることもできます。タスクマネージャーは画面下のタスクバーを右クリックすれば呼び出すことができます。

各種起動中のソフトがどの程度CPUやメモリを使っているかも確認できますので、パソコンの動作を重くしているソフトも調べることができます。

常駐させるのではなく必要時に起動するなどの対策で改善が見込めますので、ぜひ試してみてください。

原因その3.ハードディスクのトラブル

ハードディスクの付いているパソコンである場合には、ハードディスクに原因がある場合も視野に入れましょう。

ハードディスクが付いているかどうかを調べるためにはパソコンに耳を近づけてみて「カリカリ・・・という音が聞こえるものであり、書き込み状態を表すランプがついているかどうかをチェックすることで確認が可能です。

こちらのコップのようなランプが付いているものはハードディスクの搭載されているパソコンです。

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参考元:pc.watch.impress.co.jp

パソコンで何か動作を行う場合、必ずハードディスクに接続してこのランプが点灯します。

カリカリカリカリ……と読み込む音が聞こえると思いますが、この音がずっと続いてる、もしくは何度も止まってやり直している場合、ハードディスクの一部が破損している可能性があります。

また破損はしていなくてもハードディスクの空き容量が極端に減っていると、パソコンの動作は重くなります。最近のパソコンのハードディスクは容量も多いので可能性は低いですが、古いパソコンを使っている方は空き容量の確認もしておきましょう。

改善方法

ハードディスクが物理的に破損している場合は修理もしくは交換しかありませんが、ハードディスク内を整理することにより動作を軽くする方法もあります。

「ディスククリーンアップ」「ドライブの最適化」というツールがWindowsには必ずありますので、それを起動し実行してみましょう。

スタートメニュー→すべてのアプリ→Windows管理ツール(Win10の場合)とクリックしていけばどちらも見つけられます。

ドライブの最適化はかなり時間がかかる場合もあるので、寝る前など時間に余裕があるタイミングで実行しましょう。

ハードディスクの空き容量が少ない場合は、要らないソフトを削除する、日頃使わないデータは外付けハードディスクなどに移し替える、といった対策で容量を確保しましょう。

また、ハードディスクを修理・交換する場合にはSSDに換装するという方法も存在します。SSDはアクセスも早く、ハードディスクよりも破損しにくい構造になっておりカリカリ音もありません。

もしもパソコンを買い換えるのであれば、ハードディスクではなくSSDを使用しているパソコンを検討することもありです。

原因その4.ウイルスやスパイウェアに感染している

ウィルスやスパイウェアにパソコンが感染してしまっているかもしれません。

もしもパソコンの動きが重たい状態で、これらの条件に当てはまらない場合は注意が必要です。

  • パソコンは比較的新しいものを使用している
  • 常駐プログラムでメモリを使用していない、またはメモリに余裕がある
  • ハードディスクが破損している様子が見られない

これらの条件にあてはまらない場合はウイルスやスパイウェアに感染していることが考えられます。

セキュリティソフトが入っていないもしくは更新していないパソコンをお使いの場合、またはメール経由などでウイルスに感染してしまった場合、知らないところで余計な動作を行っているためパソコンの動作は重くなります。

知らないソフトがインストールされている、ブラウザを起動していると突然関係ないページが開くなどに思い当たる場合は可能性が高いと思います。

この場合今すぐセキュリティソフトを更新し、パソコンを調べる必要があります。

改善方法

セキュリティソフトを更新し、パソコンをチェックします。

ウイルスやスパイウェアが見つかればセキュリティソフトが削除してくれるとは思いますが、手動で削除が必要な場合もあります。不安がある方はパソコンに詳しい友人、知人に依頼する、もしくはサポートセンターを頼りましょう。

パソコンのウイルスは、感染するとWindowsの起動が出来なくなる、といったものもあります。

インターネットに接続している場合はウイルスに触れる可能性をゼロには出来ませんので、セキュリティソフトは必ずインストールし、更新もしっかり行っていきましょう。

その他の場合として、一時的にパソコンが重くなる場合もあります。この場合、Windowsやセキュリティソフトの更新、その他自動更新が動いていることが多いので、更新中であれば少し待てば改善します。

不要なソフトはアンインストールしよう

市販のパソコンを購入した場合、使わないソフトが最初からたくさん入っている場合もあります。

特にNECや東芝のパソコンはそういった物が多いので、不要なものは最初から消しておくべきです。

セキュリティソフトの体験版や音楽・映像の再生ソフト、画像処理ソフト、そして市販ソフトの体験版など、最初から入っているソフトのせいでハードディスクを圧迫している可能性もあるのです。

一般的に「使用していなくて削除しても問題ないソフト」は以下の様なものがあります。

  • 体験版のセキュリティソフト
  • 年賀状などのワープロソフト
  • DVDプレイヤー再生ソフト
  • 公式サイトからアプリをダウンロードするソフト
  • パソコンの操作お助けなどの初心者ソフト
  • DVDなどのバックアップソフト
  • セキュリティチェックのソフト

などなど、普段使用する機会のないソフトが存在していることもあるので不要なもの、自分が普段使わないようなものはアンインストールしましょう。

ずっと使い慣れているセキュリティソフトを導入している場合、セキュリティソフトの体験版は要りません。他の体験版も家計簿から画像処理関係など、使わない体験版はアンインストールして容量を確保しましょう。

もちろん全てが不要というわけではなく、使えるソフトはどんどん活用していきましょう。

アンインストールはスタートメニュー→コントロールパネル→プログラムのアンインストールから行えます。消していいのか分からないソフトは不用意に触らず、わかるものだけを削除していけば事故も防げますよ。

パソコンを冷却してみる

見た目ではあまり感じることがありませんが、パソコンは無数の計算をしている精密機械です。

簡単にパソコンへ加わっている計算の負荷を調べるためには、パソコンの熱をチェックしてみましょう。

冷却ファンが回っている穴からでてくる風やパソコンの下側が熱い場合にはそれだけパソコンが大規模な計算をしていて動作が重たくなっている、ということが判断できます。

パソコンはある程度発熱しても大丈夫なようにできていますが、ずっと発熱していると処理速度が下がるばかりかパソコン本体にもダメージが加わり、性能の低下にもつながりかねません。

ですので、必要に応じて冷却する、または冷却を妨げているホコリなどを清掃することも考えてみましょう。

冷却シートを使用する

ノートパソコンの場合にはパソコンの下に冷却できるシートなどを置くことで効果的な冷却ができます。


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ノートパソコンは冷却ファンが小さく内部のスキマもほとんどないため冷却性能がデスクトップのものよりも低い傾向にあります。こういったものを使用するだけでもだいぶ違いますので、ぜひ活用してみましょう。

パソコン内部を分解してホコリを除去する

パソコンの内部には想像以上にホコリが溜まっていることもあります。


ELECOM エアダスター ECO 逆さ使用OK ノンフロンタイプ 3本セット AD-ECOMT

ホコリは冷却の妨げとなり、温度があがりパソコンの動作を遅くしている要因にもなりかねません。最悪の場合は火災の原因にもつながりかねないので清掃をしてみるのも一つの手段です。

デスクトップタイプのパソコンであれば分解してホコリの溜まっている部分にエアダスターを吹くだけでも効果的です。

ノートパソコンの場合は分解にすこし技術を要しますので、外観から確認できる穴からエアーを吹き込むだけにしておきましょう。

負荷の掛かるソフトを使用する場合は他のプログラムを停止する

CGソフト・動画編集ソフトなどパソコンに負荷がかかるソフトを使用する場合には他のソフトを停止するだけでもパソコンの温度上昇を防ぎ動作を改善することができるようになります。

前述のとおり常駐ソフトを停止する方法も活用できますし、ブラウザやスカイプなどのソフトを停止しておくのもいいでしょう。

ワイヤレスでネットに接続している場合はオフラインにして作業のみにパソコンの仕事を特化するだけで大きく改善出来るのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

パソコンの動作を軽くするソフト紹介

スペックの確認もして、不要なソフトも消して、セキュリティソフトの確認もした。

それでもまだパソコンの動作の重さが気になる場合は、動作を軽くするソフトの導入を検討してみるのはいかがでしょうか。

有料のものもありますが、フリーソフトでも高速化ソフトはたくさんあります。いくつかご紹介しますので、ぜひ使ってみてくださいね。

Comfortable PC

100項目以上のWindows高速化設定をチェックのみで設定、インターネット速度の全自動最適化など

100項目以上の設定をチェックボックスのオンオフで設定が可能、それぞれの項目にはメリット・デメリットの解説付きという、初心者に優しいフリーソフトです。

もっと細かく設定したい上級者向けの拡張モードもあり、幅広くカバーしてくれます。

参考リンク:

ダウンロードサイト(Vectorhttp://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se429684.html?_ga=1.24752570.1237671910.1462544365

めもりーくりーなー

パソコンで動作している不要なメモリーを解放して、メモリー領域を確保し、快適なパソコン動作環境を保ってくれるメモリー掃除の定番ソフト

ワードやエクセル、画像処理ソフトなどを使用すると、それらのソフトがメモリをどんどん確保してしまい、Windowsで使えるメモリーが少なくなります。

めもりーくりーなーは現在使っていないメモリ領域を開放し、Windowsが快適に動くようにしてくれるソフトです。大きなデータを扱う方などはメモリ不足になっていることもありますので、かなりの改善が見込めます。

参考リンク:

ダウンロードサイト(フリーソフト100http://freesoft-100.com/review/memorycleaner.php

CCleaner

Windowsにある「ディスククリーンアップ」をもっと幅広くしたものがこちらです。

不要なファイルや使っていないレジストリのクリーンアップ、またプログラムのアンインストールで表示されない情報の削除など、パソコン内を幅広く掃除してくれます。

海外のソフトですが、日本語にも対応しているので問題なく扱うことができます。

参考リンク:

ダウンロードサイト(フリーソフト100http://freesoft-100.com/review/ccleaner.php

まとめ

それではパソコンの動作が重いときにするべき対策について紹介させていただきました。パソコンの動作が重くなる原因を確認し、それに合わせた改善方法を試してみましょう。

普段の使用目的を再確認してみるのも良いと思います。ネットゲームや画像・動画処理ソフトなどを使う場合は、それなりのスペックを用意しておいたほうが安全です。

また、見落としがちな点としてパソコン本体の清掃も視野に入れてみましょう。

最近はケースを開けられなくしてあるパソコンも多いですが、開ける場合は内部のホコリをエアダスターで飛ばしてみましょう。パソコンの性能が改善する場合があります。

夏場の場合、熱暴走によりパソコンが不調を起こす可能性もあります。火災の原因にもなります。

エアコンの設定温度を調節する、風が当たるようにする、ノートパソコンの場合は冷却シートを使う、などで改善が見込めますので、どれも思い当たる点がなかった場合はお試しください。

現状の問題に必要な対策を施し、快適にサクサク動くパソコン環境を取り戻していきましょう!

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