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車の電装品カスタムが楽しくて、つい色々いじってしまうものの一瞬でヒューズを飛ばします。TGです。

さて、

先日、東京都内では大規模な停電に見舞われたわけですが、停電に寄って発覚した事実が…。

なんと、発火した電線は35年物だそうで、ワインもちょっとびっくりというか、完全に劣化してる年代だろそれは!という話ってもんです。

というか、電線などは昔のJIS規格に準拠して作られるものだと思うのです。

なので今の基準で考えると、
安全性があまり高くないものが
混在している可能性もありえます。

今回は、東京都内で発火のあった電線が「OFケーブル」というもので、都内でもけっこう使われてしまわれているという話をもうちょっと掘り下げて行こうと思いますね。

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OFケーブルとは?構造の特徴と寿命に注目

今回、都内での火災に見舞われ停電に至ったわけですが、果たしてOFケーブルとは一体?

名前は読んで時のごとく、「オーエフケーブル」と呼びます。

フルネームは「Oil-Filled」ケーブル。

そのまま訳すと「オイルで満たされたケーブル」

ですね。

でも…どうでしょう?油と言うと
何だか引火性が非常に高そうな印象。

もう少し調べてみることにしましょう。

市街地に電力を供給するような高圧電線は、通常のコンセントのコードのような簡単な被覆だと、電気を通してしまうようにできています。

今では技術が進歩し、CVケーブルなどにとって替えられましたが、未だにOFケーブルのままのエリアがあると。

それが、

東京23区を中心としたエリアなんです。

つまり火災のリスクが今後、OFケーブルの敷設エリアで起こってもおかしくない、ということですね。

そして気になったのが、このOFケーブル、

「発明は1917年」

のものです。

もう100年前の代物ってことです!

基本的な原理としては、電線の内部に「絶縁油」なる油が通るチューブがあり、その中の油によって、電線の収縮を調節するという仕組みになっているそう。

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参考元:http://www.jeea.or.jp/course/contents/07113/

絶縁油は基本的に、
耐火性の高い油が使われるそうですが
燃えにくい油とはいえ燃えるものは燃えます。

だから、先日の火災では黒い煙がモクモクと立ち上っていたのですね。

油煙と言われれば納得の黒さでした。

寿命はいつまで?

というのも気になりますよね。

これ、調べてみたのですが最も長い耐用年数で30年でした。

参考元: http://www.furukawa.co.jp/product/catalogue/pdf/densetu/pdf/furoku/8_09.pdf

現状の基本的に使われるCVケーブルですら
20年~30年という寿命なので
もともと発明が古かったOFケーブルは
もっと短い寿命かもしれません。

というか、検索してもスパッと資料が出てこない時点で過去の規格であることがわかりますね。

いくら検索してもPDFしか出ないのは
情報不足の基本パターンでしょう。

また、

日本に本格的にOFケーブルが導入されたのは昭和の一桁年代のころだったそうです。

今回のニュースで、現場で使われていたOFケーブルは実に35年以上経過していたといいます。

つまり、どこでも火災や漏電のリスクが起こることを示唆しています…。

極端な話ですが、埋設電線点検用のピットがあるところには極力近づかないほうが安全かもしれません。

全部取り替える前に延焼したら洒落になりませんからね。

代替品のCVケーブルの違いとは?都内総替えの見積もり費用がエグい

今回、代替品として用意される予定なのがCVケーブルです。

このケーブル、現在では主流のケーブルで
絶縁油を含まずとも伸縮性があり
電力用ケーブルとしては主流のようです。

大きな違いはなんといっても「絶縁油を含むか含まないか」。

そのため、OFケーブルでは必要とされていた絶縁油の供給設備を維持管理する必要もないのが大きな特徴です。

なので今後はOFケーブルから
CVケーブルへの変更をする必要があるのですが…。

そもそもの話、電線って銅で出来ていますし、高いですよね?

今回、トラブルが発生した所を含めるOFケーブルの敷設距離は870キロメートルにも及ぶといいます。

CVケーブルにすぐに取り替えようにも、
工事の費用はかかりますし、
CVケーブルの費用もかさみます。
OFケーブルの処分コストもあります。

いちおうCVケーブル(6600V用)の参考価格を紹介すると、市販品のもので1メートル/3000円にもなります。

これを870キロ全て交換するとなると…20億あっても足が出ます。

これに加えて諸費用がかかるため
東電からの電気料金値上げのお知らせは
そう遠くない未来にやってくることでしょう…。

さいごに

それではOFケーブルとCVケーブルについて紹介させていだただきました。

筆者は全く電気のことは詳しく無いのですが、素人目に見てもなかなかにマズい状況だということは分かりました。

今までの管理が正しかったとして、「やってました」と言っても、今回の件で東電は再び窮地に追い込まれそうな予感がします。

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