アニメや漫画を見て、同じように絵を描きたいと思ったことはありませんか?

また、友達が上手に絵を描いているのを見て、自分も描いてみたいと思ったことはどうでしょう?

そう思ったのなら、悩む必要はありません。今すぐ描いてみましょう。「描きたい」という気持ちが、絵を描くことに1番大切な感情です。

せっかくの描きたい気持ち、大切にしたいですよね。今回はそんな絵描き初心者さん向けに、練習方法やイラスト、デッサンのポイントについてお話します。

(※3月22日現在の内容です。まだまだ基本的な部分しか書けていませんし、これからいろいろ書き足していくのでお楽しみに!)

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イラストで画力が上達する練習方法は?

「『たくさん描け』とはよく言われるけど、ただひたすら描いても上達している気がしない」

こういう悩みをよく見かけます。

まず最初に、「絵の上達は短期間で出来るものではない」という認識を持ちましょう。

難しく考えることは何もありません。気持ちのままに紙とペンを取り、描いてみましょう。自分の描きたい絵、好きな絵。何でもいいのです。

ちょっと描き慣れてきたら、今度は「もっと上手に描きたい」「もっと上達したい」と思うようになってきますよね。まずここで、「どうやって練習したらいいんだろう……」とつまづいてしまうことが多いのですが、まずは書きたい絵をとにかく数を意識して書くことです。

絵を上達させる最短の成功法則は「足りない所」を知りながら書くこと

最初から上手な人なんていません。

もちろん才能や個人差はありますが、何年も練習して上達している人のほうが多いのです。誰が見ても上手で細やかなイラストを描いている人も、話してみたら自分の絵について悩んでいることなどもあります。

絵の悩みは尽きません。しかし「上手になりたい」と悩んでいることが、上達への第一歩なのです。

「上手になりたい!」という意識があるのなら、あとは書くだけなので実は簡単なんですよね。

「上手になりたい」ということは、現状では満足していないところがあるということです。どこが不満なのか、何が足りないのか。自分の絵がうまくなるためには何が必要なのかを「考えて」描いてみましょう。

何も考えずに描く100枚の絵と、どうすれば今より良くなるのか考えながら描く100枚では、同じ練習にしても結果が全く変わります。

これを繰り返せば、個人差はあれど確実に絵は上達します。

じゃあイラストを描くときはどこを気をつけたらいいの?実践編

とはいえ、「考えながら描け」だけでは困りますよね。初心者さん向けのおすすめ練習方法をいくつかご紹介します。

目標とする絵を見つける

絵を描くきっかけとなった人や漫画家・イラストレーターさんなど、自分がどういう絵を描きたいか、どういう絵を目指すかを定めます。

自分がどういう絵を描きたいかしっかり定めておけば、優先する描き方やテクニックなども見えてきます。

模写して描く

模写は、デッサンからテクニックまで全ての要素を勉強できます。

絵を描きたいと思うきっかけとなったイラストレーターさんやアニメ、漫画など、先ほどお話した目標となる人の絵を模写しましょう。

最初は全然似ないと思いますが、全然構いません。何度も繰り返しましょう。

一度ではわからなかったことが、何度も繰り返しているうちにわかることもあります。

必ず完成させる

描いている途中で投げ出さないことです。

途中で「思ったように描けない」「飽きた」と投げ出さず、とにかく完成させましょう。完成させ、改めて絵を見て「考え」、次への目標や注意点を見つけること。

この繰り返しが、上達へと繋がります。

上手に絵が書けるデッサン方法は?

デッサンと言うと、とたんに難しく考えてしまう方も少なくありません。

考える前にまずは筆を動かすことが大切。最初は簡単に、「目の前のものをしっかり見て描く」だけでいいのです。

そしてできれば、本物を見て描きましょう。人体デッサンなら優先度は「人間>写真>絵のお手本」です。

ただ、最初はモデルにこだわる必要はありません。楽しいという気持ちが意欲にも吸収力にも繋がりますし、まずは自分の好きな絵やモチーフをデッサンのモデルとして選びましょう。

立体的・写実的に書くのがポイント

奥行きや質感、影のつき方など、見ているものをそのまま描く練習をします。

この段階での目的は、「先入観を捨てて描く」「ものを立体的に捉える」で十分です。

人体以外も描いてみましょう。外の風景、自分の机の上、目の前のシャーペン、興味を持ったものならなんでもいいのです。どう見えるか、奥行きはどうなっているか、しっかり見て描きましょう。

本格的なデッサンや人体構造の把握などは、ある程度慣れてからでも遅くありませんからね。

具体的なデッサンの方法、ポイントなど

ここでは、いくつかの要点に分けてデッサンの方法やポイントをご説明します。

少し慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。

今回は、主に「人物のデッサン」のポイントをまとめています。

ここでも大切なのは「楽しむこと」です。しばらく描いてみて、「もっとしっかり描けるようになりたい」「ポイントを絞って練習したい」と思うようになってきたのではないでしょうか。

要点やポイントはその手助けをするためであり、「出来なければダメ」というものではありません。焦らなくても描けばいつかは上達します。楽しむ気持ちを忘れてしまうと、挫折感に負けてしまうかもしれません。それは勿体無いですよね。

好奇心を大切に、楽しく練習を繰り返していきましょう!

最初にやっておきたいデッサンの基本

まず最初に、簡単なものを描き慣れておきましょう。

デッサンというとリンゴの絵、というイメージの方も多いのではないでしょうか。

球体は最初に押さえておきたいデッサンの基本です。できれば丸くて白い、ただの球体が一番です。

シンプルに見えますが、影の付き方や光の反射、それによって出来る明度の差や影色の濃淡など、全ての要素が詰まっています。何度もお話した通り「しっかり実物を見て描く」を繰り返し、手と目を鍛えるように描くといいです。

少し慣れてきたら、布など少し複雑なものにチャレンジしてみましょう。球体と違い、今度は素材の柔らかさやしわによる影などが生まれます。

また、絵を描く際はつい輪郭から描いてしまいがちですが、実際は輪郭線などないですよね。あるのは面の組み合わせであり、その組み合わせによって起こる影や質感、素材の雰囲気などが重要なのです。

一本の線で描くのではなく、どうやって面を表現するか、質感を表現するかを考えて描いてみましょう。

身体全体のデッサン方法

いよいよ人物のデッサン方法です。

今までと同じように目の前に見えるものだけを描いていては不自然になってしまうことが増えます。

その理由は、目に見えない要素が多くなるからです。表面上に見えるものは肌、髪の毛、その他衣服などですが、人体には骨格、そしてそれを動かすための筋肉があります。

それらの仕組みや構造、また繋がり方を把握しなければ、活き活きと動く人間に見えません。

骨格や筋肉の仕組みを把握すれば自然と不自然な要素も減ります。まずは身体の一部を細かく描くのではなく、全体から描くことからはじめましょう。

一部だけをしっかり見て描いていては、全体のバランスがおかしいことに気づけません。最初に身体全体を大雑把な線で良いので描いてみましょう。明らかに繋がりがおかしい部分などがあればこの段階で気づくことが出来ます。

大ラフ

分かりやすいようにペンで描きましたが、もっと簡単に鉛筆でざかざか描けばOKです。

接地面が分かるよう、地面や床も描いておくと良いですね。細かく描く場合も、全体のバランスを見ながら描くのと一部だけ見て描くのとでは結果が全然変わります。最初に描いた全体のバランスを何度も確認するようにしましょう。

身体の中心となる正中線を描くのもおすすめです。背面も考え、奥行きをしっかり考えながら描きましょう。

顔の描き方

顔をバランスよく描きたい場合、よくあるのが最初に円を描いてその中に十字を描き、そこからパーツを並べていく方法です。しかしこの十字を適当に描き、結果バランスがおかしくなるといったこともよく聞きます。

十字の縦線は顔の中心、横線は目の位置になります。

また、上下左右違う方向を向いている場合はもちろん円の中で描く位置は変わりますし、円に合わせて丸みを帯びます。

まっすぐ描くのではなく、円に沿った線だということを忘れないようにしましょう。円が顔全体、線が中心線と目のラインということを把握しておかないと「適当に描いておかしくなった」という結果になってしまうのです。

「顔の中心線、目の位置の線」としっかり把握しながら十字を描けばバランスを把握しやすく、違和感のない絵が描けます。顔は球体であり、線はその形に沿うものということを忘れないで下さいね。

頭と身体のバランスについて

頭と身体のバランスが悪い場合も、ものすごく不自然な絵になってしまいます。よくあるのが顔だけを描き込み、身体との繋がりが不自然になっているパターンです。

このバランスの合わせ方も、身体全体のときと同様、最初におおまかな全体像を描いておくことです。

  • 頭の関節の仕組み
  • 骨格と筋肉の付き方
  • パーツそれぞれの役目

これらを意識していきます。

また、頭と身体の間にあるパーツ、首の仕組みについても知っておきましょう。骨格と筋肉、どちらの知識も必要です。分からない場合、自分の首を鏡で見ながら触ってみましょう。

頭と繋がっている部分、身体と繋がっている部分はどうなっているのか把握し、首の付け根の位置などが間違っていないか確認します。

よく分からない場合は全体バランスを確認したあと、顔と身体をしっかり見ながら先に描くのも良いと思います。その間にあるものが首になります。

関節を考えて身体のパーツを描くコツ

人の身体の動きには限界があります。関節の可動範囲・位置を考えて描けば、より自然な絵に近くなります。

こちらも骨格、筋肉の動きを把握して描くことが一番ですが、なかなか難しいところですね。あり得ない関節の動きや位置になっている絵は冷静に見ればすぐに分かるのですが、描いている最中はなかなか気づけません。

これもやはり部分部分に集中してしまっているせいでもあります。最初に全体像とバランスを描く際に関節の位置や向きなども考え、違和感のないように修正してから描きはじめましょう。

この段階で関節部分に○を描いて忘れないようにしておくのも有効です。関節の位置は、もちろん左右どちらも同じです。両手の肘までの関節の長さが違う、腕の長さが違うというミスも、関節を考えながら描けば気づきやすいですね。

骨の付き方、筋肉の動き方で実際に見える面が変わります。「どうしてこう見えるのか」「どうしてこう動いているのか」を考えながら描いてみましょう。

手、指の描き方

手や指は平面や骨格、関節の動きなどたくさんの要素が詰まっているので練習におすすめです。自分の手を見ながら描けば良いのですし、同じ手と言っても動きや向き、角度によって様々な要素が必要になります。

手や指も、まずはひとつの大きなパーツという認識を持ちましょう。それから関節の動きによる指の形の変化、手の甲と手のひらのしわや柔らかさの違い、爪の形や質感などをしっかり見ながらデッサンしていきます。

手指の関節は、何もしていないときに自分の手を色々な形に動かして「どう変化するのか、どこまで動くのか、筋肉の動きはどうなっているのか、関節の長さの違いはどのくらいか」などを見てみましょう。

近くにあり毎日見ているからこそ、細かな動きは気づいていないことが多いです。きっと新しい発見がありますよ。

風景の描き方の基本

最後に、少し人体デッサンから離れてみましょう。

風景デッサンはしっかり知識を蓄えて描こうと思うと膨大な量が必要になります。なのでまずは初歩的な部分を押さえ、風景デッサンはおもしろいと思ってもらえればと十分です。

とはいえ街中を描こうとすると情報量に気が遠くなり、自然物ならと思っても木の質感や葉の描写などに迷ったりと、風景デッサンはハードルが高いと思いがち。

実際、風景デッサンの世界はあまりに深く広いですが、入り口に立つことはそんなに難しいことではありません。

いきなり全てをしっかり描こうとするとしてもそんなことはなかなかできません。まずは描こうとしている風景を大きく分類し、描けるところから描いていきましょう。例えば森の風景を描こうとした場合、地面と空と木、などをざっくりとかき分けます。

風景4

最初はこのくらいでOKです。

鉛筆で薄く分類するだけで十分ですので、これなら簡単ですね。

分類したあと、その部分部分を更に見てみましょう。地面なら草の多い場所、石ころが落ちている場所、木なら特に目立つ大きな木など、気がついたところから描いていきます。

細かい部分は後回しで大丈夫です。描き終わったらさらに実物と見比べ、描けそうなところを探してどんどん描いていきます。途中でおかしいな、と思うところがあったら全体像と見比べ、修正していきましょう。

これをくり返していく間に、気がつけば描き込んだ絵が出来ています。そこまで来たら、細かい部分が気になってくると思います。どんどん描き込んでいきましょう。

デッサンのまとめ

人体も風景も、いくつもの要素の集合体です。

部分部分だけを見ていては全体のバランスが整うわけがなく、まずは全体像をしっかり把握しておくことが大切です。

人体の場合、さらに見えない部分の骨格や筋肉の仕組みや動きを把握する必要があります。

骨格や筋肉は本物を見ることは難しいですが、人物デッサンの教本などを買うとほぼ必ず載っています(念のためしっかり確認はしてくださいね)。人体構造の把握のためにも一冊はあると便利だと思います。今までに使った学校の教科書などでももちろんOKです。

デッサンやイラスト関係の本はあまりにたくさんありますが、購入する場合は人体構造の把握でいうならやっぱりそれらよりもデッサンの教本のほうが良いです。ぜひ探してみてくださいね。

まとめ:お絵かきは楽しみながらやるのが近道

いかがでしたか?

色々とお話しましたが、初心者さんに1番大切にして欲しいことは「絵を描くことは楽しい!」という気持ちです。模写もデッサンも、楽しみながら描くのが1番上達します。

つまらない、やらされていると思えてきたら、一度ペンを置いてもいいのです。気分を切り替えて、また次の日頑張ってみましょう。大切なのはその日に完成させることではなく、何日かかってもいいから必ず完成させることです。

そのためには、最初は「これなら描けそう」という簡単なものから始めると上達しやすいでしょう。

慣れてきて速度が上がってきたら、もっと難しい絵にもチャレンジしてみましょう。そしてできれば、毎日少しでもいいから絵を描くことも大切だと個人的には思っています。

「絵は3日描かなかったら忘れる」なんてことも聞きます。少しずつ積み重ねて学んでいくものですから、無理のない範囲でできるだけ毎日描いてみましょう。

絵描き初心者さんへ、少しでもヒントになっていれば幸いです。

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