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先日、クリスマス前に猛威を奮った糸魚川火災、述べ140軒以上もの家屋が延焼してしまい、最近でも類を見ない大規模火災となってしまいました。

消防活動にもやや遅れふがあったり、消防設備が少なかったりと、災害対処のインフラ面においても反省点が多かったものと思われます。そんなさなか、地獄の業火とも思える大規模火災の仲で生き残った1件の家が存在しています。この家、なぜ燃えなかったのでしょうか?

いろんな家に囲まれながら、周りの家がどんどん燃えてなくなって行く中で燃えなかったのには理由があると思います。ハウスメーカーの施工が良かったのだとは思いますが、果たしてどこのハウスメーカーだったのか…?

燃えなかった原因や、今回施工に携わったハウスメーカーを調べてみつつ、以前建設業界にいた筆者の独自の見解を紹介していきたいと思います!

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糸魚川火災で燃えなかったハウスメーカーはどこ?

まず一つ気になるのは、燃えなかった家のハウスメーカーがどこなのか?という話です。

あの建物は2008年に建設されたとのことで、10年以内のまだ建って間もない家。ハウスメーカーはヘーベル、セキスイ、三井住友、トヨタホームなど色々ありますが実際のところは…?

ニュースでは、

「地元の建築家」

に依頼したとありました。

また、建築家の方が地元の工務店なのか、はたまた設計士さんであり、地元にも展開しているハウスメーカーに受注したのかはイマイチニュースだけでは伝わってきません。

以前、糸魚川ではなく鬼怒川決壊のときにも同じ話、ありましたよね。

洪水の中たった1件だけのこった、なんて話は記憶に新しいと思います。そのときに名前のあがったハウスメーカーはズバリ「ヘーベルハウス」。洪水による水害はまさしく水平荷重が強く加わる災害ですが、あれは基礎が強固だったこと、アンカーボルトと土台との固定がかなり丈夫に施工されていたこと、構造体の強度も高く耐震金物もしっかりと使われていたことが壊れなかった要因になったのではないか?と思いますね。

なので今回もヘーベルハウスによる功績かもしれません(ここはまだ分からない要素が大きいので、情報が入り次第追記していきます)

火災の場合は、水害とはまた異なって「耐火性」が要求されるものですが、なぜ燃えなかったのか?

ちょっとチェックしていってみましょう。

あの家が燃えなかった3つの理由

糸魚川の大規模火災で唯一1件だけ燃えなかった家。

家が燃えなかった理由はいくつかあると思いますが、筆者は大きく3つの理由があるとみました。

その理由とは、

  1. 外壁に耐火性の高いものを使った
  2. 窓の強度、断熱性が高かった
  3. 外観に可燃性の構造体を露出させなかった

という感じかなと思います。(筆者、今となっては建築業をすでに退いているので、素人の意見になってしまいますが、どうかご容赦を!)

燃えなかった理由その1.外壁に耐火性の高いものを使った

糸魚川火災で燃えなかった家の特徴をチェックしてみると、燃えない理由が遠目からでもなんとなくわかります。

頑丈そうな白とえんじ色の壁は…おそらくサイディングかと思われます。またはz。家の大きさなどでは断定するのが難しいのですが、2階の屋根の軒先が短かったり、1階部分のバルコニー部分があるように、木造っぽい建て方をしていない感じもあります。

ということは…、鉄筋コンクリート造(RC造)の可能性もありますよね。

他の燃えてしまった付近の家を見てみると木造の端っこがたくさん散らばっていますし、この燃えなかった家は鉄筋コンクリートの燃えない素材が生き残る理由になったのかもです。

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燃えなかった理由その2.窓の強度、断熱性が高かった

窓って結構、火災のときの予防線になるんです。

家の外は木造建築でもある程度防げるのですが、家の中、つまり内装は燃えやすいものがたくさんあります。その内装を火の手から守るのが窓になるわけですが、断熱性の低い、普通の透明なガラス(フロートガラス)は全く火に弱く、すぐに熱でわれてしまうんですよね。

おそらくこの家が燃えなかったもう一つの理由としては「断熱ガラス」を使っていたことが考えられます。ペアガラスというやつですね。

2枚ガラスを作ってサッシになっているので、断熱性が高いです。そしてガラス1枚の強度もかなり高いので、火があたってもなかなか割れないんですよね。あとは鉄線の入った防火ガラスを採用していたかもしれません。

古い家屋が立ち並ぶ糸魚川ですが、ペアガラスを使った家というのは珍しかったものと思われます。

燃えなかった理由その3.外観に可燃性の構造体を露出させなかった

古い家屋が立ち並ぶ糸魚川では、、昔ながらの建築方法で作られた家もたくさんあったと思います。

軒先に木材をつかったり、屋根の構造的に木材が外部に露出するような構造のものですね。

あのタイプのものは見た目は和でいい感じですが、火が付く可能性も否定できません。早々簡単には燃えませんが、4~500℃ぐらいになると火が付いていなくても木は自然発火しますし…。

今回燃えなかった家の3つめの燃えなかった理由としては、外部に燃えるような構造材を露出していなかったことも大きな要因だと思います。

燃えなかった家の場所はどこ?

糸魚川の大規模火災で燃えなかった家はここではないかと思われます。

沿岸部に近いエリアですね。

近くで外観を見ると基礎があることを確認できます!あと、外壁はトタン張りとレンガ風のサイディングでしょうか?軒先も木でできたものが露出していませんし、これなら火にも強いでしょう。

まとめ

今回の火災で奇跡的に生き残った家。燃えなかったのは不幸中の幸いなのかもですが、技術的な理由でも燃えずにすんだのは間違いないでしょう。

現在はご主人様も避難されていますが、丈夫な家で本当に良かったと思います。まだローンを払い始めたばかりかもですし…。

周囲の配管などはさすがに燃えてしまったかもですが、プロパンガスが設置されていなかったことも不幸中の幸いでしょう。火災保険を適用できれば復旧できる範囲だと思われます。(まったく燃えていない場合、適用できるんですかね?)

では今回はこのへんで!

ありがとうございました。

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