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季節外れの猛暑や、夏は気温40度に達することも増えてきた昨今。

私たちの生活に、エアコンがますます欠かせなくなりました。
最近はネットでエアコンを購入できるようになり、費用を安く抑える選択肢が増えていますよね。

そこでふと疑問に浮かぶのは「エアコン取り付け」にかかる時間や費用ではないのでしょうか。

「自分で簡単に設置できるのだとすれば、もっと安く済ませられるのでは?」「そこまで難しい作業でなければドライバー1本ぐらいで自分でやってしまったほうがお得なのでは?」と思うかもしれません。

自分で取り付ける場合と業者に頼む場合、どちらが費用や時間でお得なのか比較してみました。

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自分でエアコンを取り付けるために必要なものと費用

エアコンを取り付けるには当然ですが工具が必要になります。

また、エアコンでしか使用しないような特殊な工具も存在するため購入するよりかはリースを利用してレンタルするほうが安く上がる場合もあります。

では、必要な工具から順番に見ていきましょう。

必要な工具や道具・費用一覧

  • 電動ドリルドライバー : 約3000円~
  • プラスネジ用の先端工具 : 約500円~
  • 手回しドライバー : 約200円~
  • ホールカッター(配管用の穴がない場合) : 約1000円~
  • パイプ接続用のレンチ : 一式約3000円~
  • 真空ポンプ : 約3000円でレンタル可能
  • 配管キット(パイプと継ぎ手などが一式セットになったもの) : 約4000円~
  • 変換プラグ : 約500円
  • 配管化粧用カバー : 約5000円~

通販サイトなどでエアコンのみ購入し、自分で取り付ける場合はこれらの工具や資材を自分で用意する必要があります。

家電量販店でエアコンを購入した場合は取り付け一式のサービスも用意されています。場合によってはセールでサービスとなる場合もあります。

この場合最低限エアコンを駆動させるために必要な作業を全て行ってもらえるため、こちらで工具や資材を用意する必要がありません。

また、業者の場合も自分で作業をする場合も室外機の設置方法を特殊なものにする場合はとうぜん費用もかかります。

たとえば室外機をベランダの棚に設置したり、天井から吊るしたりする場合は専用の金物や作業助手を用意する必要があるので、それだけ費用も手間も増えます。

なので、エアコンの室外機を地面に置く基本タイプの場合で考えた場合、必要な工具を一式そろえる所から始めると1万円程度の費用が必要と考えて置いたほうが良いでしょう。

また、エアコンの出力の大きさによってはコンセントの形状がことなるため変換プラグを用意する必要があります。

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参考元:joshinweb.jp

コンセントの形状はこんな形で顔のようになっているのですが、購入したエアコンのコンセント形状に合った変換プラグを使用しましょう。

エアコンの取り付け作業に掛かる時間は?

エアコンの取り付けに掛かる時間は、最低でも半日・6時間は確保しておいたほうがいいでしょう。

業者さんを呼ぶのであれば作業単価は決まっているので早く終わらせてもらえる傾向にありますが、自分で位置から作業するとなるとなかなか作業がうまく行かなかったり、初めてのことに戸惑ったりでなかなか時間がかかります。

また、マンションのベランダの天井から室外機を吊るすやり方、または室外機用の棚を用意して設置する場合なども時間がかかってしまう傾向にあります。

地面に設置する以外の方法だと必要な資材も増えるため、作業にかかる時間も増えるでしょう。

他にも、取り付け用の壁穴があいていない場合や既存の古いエアコンを取り外す作業なども含めると非常に時間がかかるので長めの時間を確保しておくのがベターです。

エアコンを取り付ける大まかな手順と注意点

エアコンの取り付けについて大まかな手順と、注意点を以下に記します。

手順① パイプを通す穴、電源の確認

コンセントの形状と電圧が合っているか確認します。パイプの穴がある場合にはこの取付穴を活用しましょう。

この時、エアコンの出力タイプによって必要な変換コネクターを用意する必要があるので確認しておくといいです。

また、エアコンを支えるための下地が壁にあることを確認します。確認の方法としては取り付け部分付近の壁をノックしてみて、「コンコン」という音が小さく・固い音になった部分へ取り付け用のビスを打ち込みましょう。

このとき、正確に下地を狙えていないと簡単にエアコンが引き抜けて危険ですので下地は慎重に取り付けてくださいね。

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参考元:http://bellwood.sakura.ne.jp/sblo_files/sekisui-haimu/image/eokon1.JPG

 

手順② 背板(室内機を固定するもの)を壁に取り付ける

背板と呼ばれるエアコンを取り付けるための水平を取りながら、電動ドリルで背板を確実に固定します。

脚立での作業になるので転倒には気をつけ、電動ドリルを使用して背板を下地めがけて固定していきます。この時、ネジを回していったときにあまりにも軽い手応えである場合には下地を狙えていない可能性があります。

下地を抑えられていないとエアコンが落下するため、一度下地を狙ってビスをねじ込んだら背板を引っ張ってみましょう。

この時、勢い余って脚立から転落しないよう細心の注意を払います。

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参考元:http://aircon-daikin.com/images/daikin_kouzi/n-kake4.jpg

 

手順③ 室外機を設置する

室外機前面に30cmほどの排気スペースを確保。屋根に置いたり吊るす場合は、落下しないよう注意します。

室外機を天井に取り付ける場合は2人で作業しましょう。また、全面のファンが回る部分はできるだけ何も置かないようにし、風がしっかり通るようにしましょう。

ここで換気性が悪いとエアコンの機能が低下するばかりでなく故障の原因にもつながります。

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参考元:http://www.alldenka.jp/atom_moriguchi_e/files/2015/08/P8080345-600×450.jpg

 

手順④ 室内機の設置、パイプの接続

さきほど設置した室内機の背板部分にエアコン本体を取付けます。

エアコン本体を取り付けたのならいよいよエアコン取り付け作業でもっとも難関の部分、パイプの配管を行っていきます。

接続部から冷却ガスが漏れないよう、ボルトをしめる強さや隙間に気をつけて設置しましょう。

あまりネジを締める強さが強すぎると配管が潰れてしまいガスがもれてしまう原因にもなりかねません。エアコンの機能の要なのでもっとも重要な作業といってもいいですね。

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参考元:http://aircon-daikin.com/images/daikin_kouzi/n-kake8.jpg

⑤真空引き(パイプ内の空気や水蒸気を抜く作業)、試運転

真空ポンプを使います。この作業が完全でないと不具合の原因になります。

真空ポンプを使うことでエアコン内部の不要な空気を引き抜き、エアコンそのものの寿命を延ばし冷却効率を上げることができるようになります。

真空引きの作業が完了したら、エアコンの試運転を行い実際に冷房や暖房が使用できるか確認しましょう。

エアコンのガス漏れをチェックする場合には石鹸水を配管の基部にかけて判断する方法がありますので、締めた配管にかけておくことで配管もれを確認することができます。

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参考元:http://www.alldenka.jp/atom_moriguchi_e/files/2015/08/DSC_1006-600×337.jpg

自分でをエアコン取り付けるメリットとデメリット

ここまでエアコンの取り付け方についてざっくりと紹介していきましたが、費用や時間の面で業者に頼む場合と自分で取り付ける場合でそれぞれの作業を比較してみることにします。

まずは、自分で取り付ける場合ですね。

<自分で取り付ける場合のメリット>

  • もともと工具が揃っていれば費用は安く済む。
  • 購入したエアコンに配管キットも付いている場合、さらに安くなる。

<自分で取り付ける場合のデメリット>

  • 慣れた人でも専門の業者より時間はかかる。
  • 脚立に乗って重いエアコンを固定するなど、危険を伴う作業もある。
  • 真空引きやガス漏れは素人での判断が難しく、後で不具合を起こすリスクあり。
  • 工具や配管キットを一から全部揃えると、業者に頼むより高くつく可能性も。
  • 作業の不備が原因で故障した場合、自己責任としてメーカーの保証を受けられない事が多い。

このように作業をとにかく安く済ませるにはもともtも工具をもっているかどうかが大きく影響します。

また、真空ポンプはまず一般家庭で置いているものではないと思うので、少なくとも3000円は掛かることを覚悟しておくべきでしょう。

業者に頼む場合の費用、メリットとデメリット

取り付けを業者に頼んだ時の費用として、中古エアコンは5千円~1万円、新品は1万円~2万円の所が多いです。家電量販店はもちろん、通販サイトなどでも取付をお願いできるので購入した際に検討しておくといいでしょう。

<業者に頼む場合のメリット>

  • 条件が揃えば1時間ほどで作業完了する。
  • 製品落下や不具合のリスクが少ない。
  • 自分で危険な作業、時間の掛かる作業をする必要がない。

<業者に頼む場合のデメリット>

  • 作業にかかる費用は自分で行うよりも高くなりがち。
  • 業者によっては中古エアコンのガス充填や、真空引きが追加料金になる。
  • 家に上がってもらう必要がある。

それぞれのメリットとデメリットを表にまとめると、以下のようになります。

 自分で取り付け 業者で取り付け
 費用の安さ ○ △
 作業時間 △ ○
 安全性 × ○

一通りエアコンの取り付け方などについて解説してきましたが、それぞれのポイントの比較はこのようになります。

また、自分で取付けをする場合にも業者に頼む場合にも共通するのが「室外機の取付方法によって必要な資材ぶんの追加料金がかかる」という点です。

特殊な条件であればあるほど業者の費用も掛かることになりますが、費用以上に必要となるのが工具や資材を使用するスキルとなるのではないのでしょうか。

結論:安心や確実性、保証の面で選ぶなら業者一択

ここまでお話していきましたが、結論として言えるのは「少しお金がかかっても業者に取付を依頼する」ほうがお得であるということではないのでしょうか。

室外機の設置方法や配管がシンプルであれば自分で作業すれば1万円以内で抑えることも可能です。

が、作業に失敗した場合やエアコンに不具合が起こった場合の保証が何もないため不安が残りますよね。

その点、業者に依頼しておけばエアコンの取り付けはもちろん作業後も1年間保証してもらえるような所が多いので、万が一不具合があった場合にも対応してもらうことができます。

何より、自分の貴重な時間を使う必要が無いところが何よりのメリットではないかなと思いますね。

まとめ

趣味としてDIYを楽しむ人には自分での取り付けも悪くないかもしれませんが、エアコンは冷却ガスを扱う特殊な家電。取り扱いには意外と高度な技術を必要とします。

セッティングを間違うと故障や無駄な費用が発生してしまう心配もあるので、専門の業者に頼んだ方が無難です。

肝心な所で空調が効かなかったり、修理で追加費用が出て高くつくのは悲しいですよね。
適切な取り付けで、快適なシーズンを過ごしましょう!

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